今日は犬ではなく、猫のお話。
ニューヨーク留学中に、身寄りのないお年寄りの生活をサポートする活動に参加していたのですが、写真は私に本当のおばあちゃんのように接してくれた、クレイヤーさんと猫のクリーオです。
ニューヨークのマンハッタンのど真ん中で、一人で暮らしているクレイヤーさん。
足腰が弱く、人の支えがないとバスに乗ったり買い物なども困難なため、約2年間、クレイヤーさんの担当をさせていただきました。
ニューヨークの語学学校を修了していたものの、当時の私の英語は、まだまだ身ぶり手ぶりの多い「カタコト」で、何名かのお年寄りの生活をサポートさせていただいたのですが、みなさまから発音などをよく指摘され、「こっちは生活がかかっているんだ!こんな片言の英語を話す日本人をよこすな!」と担当を変更させられていた中、このクレイヤーさんだけは、私を孫のように慕ってくれました。
「クレイヤーさんの役に立ちたい!」と英語を猛勉強。
指摘された発音もクレイヤーさんにご指導いただき、徐々に上達していきました。誰かに必要とされると人間って頑張れるものですね♪
日本へ帰国する際、お別れがとても辛かったです。
たくさん涙する私にクレイヤーさんは、「私の家族は、この猫のクリーオだけだと思っていたけど、今はチアキがいるわ。いつでもニューヨークへ帰っておいで。」と、長い時間ハグをしてくれました。
帰国後も、クレイヤーさんとプレゼントを交換したり、手紙や電話でずっとやりとりをしていました。
そして、帰国から数年後、再会の日が来ました!
ドッグトレーナーの研修先をニューヨークに決め、おばあちゃんに会いに行きました!
トレーナーの研修よりもおばあちゃんに会うことが目的だったんです♪
猫のクリーオは以前と変わらず、おばあちゃんを守ってくれていました。
写真では黒くて見えにくいのですが、おばあちゃんの膝の上で気持ちよさそうにしています。
あ、そうそう。なぜおばあちゃんと猫の記事を書こうと思ったのかというと、YOUTUBEでおばあちゃんを気づかう猫ちゃんの動画を見つけたからです^^;
動物って、自分のことを大切にしてくれている人間のことをちゃんと分かっているんですね。
歩きが遅かろうが、耳が遠かろうが、決してイライラせず、そっとお年寄りに寄り添ってくれる動物に、本当に感謝しています。
動画の猫ちゃんが飼いネコなのかは不明ですが、おばあちゃんを気づかっているように感じます^^
よろしかったら、みなさんも動画を見てくださいね♪