犬種: マルチーズ(ルドルフ君) レッスン開始時: 推定3才 当時の悩み: 気に入らないことがあると飼い主を咬む・警戒心が強い・他 |
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人を咬んでしまうということで相談コースを受講したマルチーズのルドルフ君。 この子は愛護団体で保護された後、現在の飼い主さんが、咬み癖があるのを承知で飼い始めたそうです。咬み癖がある子を引き取る方があまりいない中、この話を聞いて驚きと同時に感激いたしました。 |
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私が訓練士になったきっかけは「咬み犬は殺処分されることが多いので、訓練士がそういう犬をしつけてくれたらいいんだけど」とおっしゃる保健所の方のお言葉からでした。 実際に訓練士になって思うことは、しつけは子犬の頃から行うことが一番重要で、実際に問題が起きてから改善するのは時間と根気が要るし、何よりも犬達が精神不安定な状態が続き一番の被害者(犬)だということ。 ルドルフ君の過去は、私にも現在の飼い主さんにもわかりません。咬み加減からして、あまり良い過去ではなかっただろうと思いますが、現在の飼い主さんとなら、ルドルフ君はとても幸せな生活を送っていけると確信しています! |