福井県のいいところ

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今日は福井県のお話。

息子を出産後、1年間だけですが、福井県に住んでいたことがありました。

魅力のひとつは、麦畑(あれ?お米かな?)のグリーンのじゅうたん。
風に揺れる麦だかお米だかの葉っぱの音が「サラサラサラ~」と響き、気持ちがいいんです!

私は南国、喜界島(奄美大島の隣にある島)出身なので、サトウキビ畑の「ざわわ~♪ざわわ~♪」は聞き慣れていたのですが、福井で麦だか米だかのグリーンの音を聞いたときは感激しました。

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南国出身なので、福井の冬を経験するのを楽しみに待っていたのですが、雪国を甘く見ていた私は、毎日雪かきに追われ、福井での雪の写真がたったこの1枚しかないんです・・・。

雪の量が半端じゃないので、写真を撮る余裕が全くなかったのです。

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「こんな景色、東京でも撮れるよね~。」と自分にツッコミ。

あ~後悔。
もっと息子と雪の中で遊べばよかった・・・。

まだ1歳だった息子は、熱を出すことも多かったので、大雪だろうが小児科まで車を出さなくてはいけないことが多く、南国育ちで東京在住歴が長かった私は、車がスリップして身動きが取れなくなることが多々ありました。

どんなにアクセルを踏んでも、全く車が動かないんです!!!

でも雪と奮闘していると、5分もしないうちに誰かがすぐに飛んできてくれて、「運転のコツがあるんだよ。」と、代わりに車を動かしてくれました。

何度かスリップして立ち往生したことがあったのですが、毎回どなたかが駆けつけてくれました。

福井でお世話になった美容院のスタッフの方々も、雪国での過ごし方を教えてくださいました。「車には常にスコップを積んでおいたほうがいいよ」とか、お客様がいるというのに(笑)どこからかモップをもってきて、「こんな形のもので車の雪をこうやって払い落して・・・」など、私にとってはどれも貴重な情報でした。

そのうちお客様も話に入ってきて、みんなで南国と雪国のお話で盛り上がりました。
おかげさまで、無事に福井の冬を越せましたよ♪

そして児童館へ行けば、あっという間にお友達もできて、1年間淋しい思いをすることはありませんでした。

偶然なのですが、ママ友さんの中に、ニューヨークへ留学していた方がいて、しかも住んでいた場所が私のアパートの近くだったんです!

留学していた時期が同じなので、「どこかですれ違っていたかもね♪」とおしゃべりが止まりませんでした。

全国ニュースで福井県は「幸福度ランキング1位」と言っていました。

私もたった1年間ではありますが、人の優しさに触れ、幸福度を味わうことができました!