人間の子供と母親がスキンシップをとったり見つめ合うことで、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されることは以前から言われていたことですが、これが人と犬との間にも起こると、麻布大学の研究チームが発表したそうです。
この研究結果は、近々アメリカの科学雑誌、「サイエンス」に掲載されるそうですよ。
犬のしつけ本を一度は読んだことがある方なら、もうご存知かと思いますが「アイコンタクト」と「スキンシップ」は信頼関係を築くためにはとても重要なことだったのですね。
「うちの子、全然アイコンタクトできないし、スキンシップをとろうものなら、すかさず咬んでくる」と嘆いている飼い主さん、愛犬に嫌われているわけではありませんので、がっかりしないでくださいね。
何歳からでも、信頼関係は築けます。
愛犬が「ごはんをくれる、大切な人」と認識していますから、それだけでも犬たちは幸せだと思うのです。
犬には本当に不思議な力があり、人間がたくさん歩み寄ることでその力をたくさん見せてくれます。
見てみたくないですか?
愛犬にあるその力。
スキンシップをしたら愛犬に咬まれる飼い主さんも、ぜひアイコンタクトからはじめてみてください。(愛犬に咬まれる方は、どこかで愛犬に遠慮した生活をしていませんか?これでは、リーダーシップはとれませんので、ぜひ愛犬のお父さん、お母さんになってあげてくださいね)
「アイコンタクト」は無理に練習するのではなく、愛犬とたくさん接することで自然とできてくるものです。
無理にアイコンタクトをしようと頑張ると、犬も人もその行為自体に飽きてしまいますので、あくまでも「自然に」できるようにしてくださいね。
アイコンタクトのきっかけ作りとして、おやつを使って、「愛犬が飼い主さんの目を見たら、すぐにおやつをあげる」を、ゲーム感覚で繰り返すと、愛犬は「人の目を見るといいことがあるんだなぁ~」と気付いてくれます。
アイコンタクトのきっかけ作りが成功したら、次はたくさん愛情をかけているうちに、自然とアイコンタクトは増えていきます。
このオキシトシンという愛情ホルモンは、人だけではなく犬にも分泌されるので、お互いにいい影響を与えるそうですよ。
みなさんも見てみてくださいね!
愛犬が持っている不思議な力を♪